「原体験」とは、人の思想や信条が固まる前の経験で、これは、以後の思想形成に大きな影響を与えるものとされています。(「触れる」「匂いをかぐ」「味わう」「見る」「聞く」といった、五感を重視した「直接体験」のことです。)
具体的事例としては、「火をおこす」「土のぬくもりと冷たさを感じる」「海や川で泳ぐ」「自然の中で遊ぶ」「木・竹・実でおもちゃを作る」「虫の声を聞く」などです。
(金立キャンプ場での「親子キャンプ:カレーライス作り」)
「原体験」が少ないと、学校で学習した知識が知恵になりにくいと言われています。逆に、子どもが「原体験」を数多く体験すれば、思考力、判断力、表現力、創造力を豊かにすることができ、人間としての「生きる力」(単なる知識ではなく、社会生活をしていく上で必要なさまざまな技術や能力)を育むことができると言われています。
今の子どもは、テレビやインターネットからの情報など「間接体験」による知識は豊富ですが、「原体験」(直接体験)は不足していると言われています。また、この3年間は「コロナ禍」のために体験活動を実施することは難しい状況でした。
現在、自粛したり、制限したりしていた行事や活動が可能な状況になっています。「川遊び、海遊び、水遊び」「農作業体験」「虫捕りや魚釣り」「親子でキャンプ」「ハイキング」「星空観察」など、子どもたちに「原体験」という直接体験ができる機会や場所を設けてあげたいものですね。
(北山と東部小学校「水遊び」)
「子どもの生きる力を育む原体験」について
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