子どもへのまなざし運動では、~できる人が できる時に できる範囲で~を合言葉に掲げ、無理のない範囲で地域の子どもの育みにかかわることを提案しています。
この合言葉の由来になったのが、高木瀬校区のながら見守り活動です。高木瀬校区では、令和3年から高木瀬まちづくり協議会子ども見守り部会を中心に、「できる人が、できる時に、できる範囲で」を合言葉に、散歩や買い物、庭のお手入れなどを子どもたちの登下校に合わせて行う「ながら見守り活動」に取り組まれています。この活動は、だれでも入会できる会員登録制で行われていて、現在約250名が会員として登録されています。令和5年度にはまなざしキラリ大賞を受賞されています。
7月6日(日)に第3回高木瀬校区「ながら見守り活動」参加者のつどいがありました。高木瀬公民館には60名を超える会員のみなさんが集まり、高木瀬小学校の橋口校長先生、そして佐賀北警察署地域課 日の出交番所長の飯盛さんもいらっしゃいました。
はじめに、この取り組みの発起人であり子ども部会会長の山口さんのあいさつがあり、「配偶者を亡くしてほとんど家に一人でいて、外に出るのが億劫だったおじいさんが、この活動に参加して地域の子どもたちと会って元気をもらい、今では子どもたちと会話するのが毎日の楽しみになっていると言われていた。外に出ましょう。時間にゆとりのある方、涼しい時に近所を歩きましょう、自転車に乗りましょう」と呼びかけられました。
次に高木瀬小学校の橋口校長先生のお話があり、「ある日、ある子が今日はどうしても行きたくないと言っていたが、毎日見守りをしてくれている方にハグしてもらって、手をつないで学校に来た。こんな地域がありますか?地域のあたたかいまなざし、見守りが必要不可欠であり、とても感謝している」と話されていました。
佐賀北警察署地域課 日の出交番 所長の飯盛さんからは、道路交通法改正に伴う自転車の通行区分、罰則等のお話があり、「自転車も歩行者も譲り合いの気持ちを持ってほしい。違反すると、青切符=原付バイクに準じた取り扱いになる。並進、一時停止、二人乗り、信号無視などに気を付けてほしい」と、自転車のルールについて話されたあと、「佐賀県には警察官が約1,600人と、多くない人数。ながら見守りは、警察としてもありがたい。買い物、散歩がてらに子どもたちを見守り、何かあれば連絡してもらえたら」と、この活動への感謝を述べられました。
その後、参加者でグループを作って話し合いが行われました。「特別な活動はできていなくても、多くの人が入って、意識があったことが良かったのでは」「この会に入って、元気がもらえる、ありがとうという思い」「子どものために活動を始め、地域の大人もつながりができた」「花の手入れをしながら、ウォーキングをしながらなど、できる時にできる範囲でやっていきたい」という意見や感想が出されました。また、高木瀬ながら見守りでは、目印となる首下げ札等を作成されていますが、「名札の効果は高い。理想は、なくても声掛けできる環境だが、今は名札をつけてないと声をかけにくい。この名札をつけてる人は(何かあったら声をかけても)大丈夫よ、ということを児童や保護者にも学校の方から周知をしてもらいたい。」という意見もありました。
ながら見守りをする中での喜びや、難しい面などを参加者同士で話し、共感し合っていて、地域の大人同士のつながりも持てるこの取り組みは、子どもたちのためだけでなく、顔見知りが増えることでまち全体の防犯にもつながっていることを感じました。高木瀬校区には隠れたまちのヒーローがたくさんいる、素敵なまちだと思いました。また、この日の会合には他校区から数名視察にいらっしゃっていて、多くの地域でこの取り組みが広がっていくといいなと思いました。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
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