5/8号でお伝えしました、嘉瀬小学校6年生藍染体験活動の第2弾、藍の苗植えが5月13日(火)に行われました。この日はお天気も良く、絶好の苗植え日和になりました。
講師は「藍・愛をつむぐ会」の10名のみなさんで、はじめに会の代表の右近さんが、苗の持ち方や植え方など、手順の説明をされました。
子どもたちはさっそく畑に並ぶと、あらかじめ藍・愛をつむぐ会のみなさんが土の上に並べて準備しておいた苗を手に取り、土を掘って植え始めました。様子を見ていた講師の方が、「苗は中指と人差し指の間で葉っぱを挟んで植えるとよ。植えたらぐっと2回押して、土をかぶせたらまたぐっと押さえてね。」とアドバイスをすると、子どもたちは講師の方の手の動きをじっと見ながらまねをし、1人2株ずつ植えました。土をさわるのにあまり慣れていないのか、子どもたちはどこか戸惑いながらも、楽しそうに苗を植えていました。
苗を植えると、今度は苗の葉っぱが埋もれないようにして土の上に藁をかぶせました。ここまで終わると、子どもたちは講師のみなさんにお礼を言い、学校に帰っていきました。藍の苗は、学校にも植えるようで、学校には子どもたちだけで植えるとのことでした。
さて、子どもたちが帰った後、藍・愛をつむぐ会のみなさんはもうひと仕事。先ほど子どもたちが植えた苗に、水がまかれました。奥に植えてあった藍の苗は、前の週の木曜日に植えたものだそうで、数日でこんなにも変わるのかというほど大きく育っていました。
そして、畑をよく見てみると、なんだか黒いホースのようなものが張り巡らされている!ひと通りシャワーホースでの水やりを終えると、今度はこの黒いホースから水が出てきました。この水は、裏の川の水をポンプで汲み上げているそうで、一気に水やりができるとのこと。そして先にシャワーホースから出ていた水は、公民館の屋根上にあるタンクに溜まった雨水でした!自然に近い形で育てられる工夫がされていて、感動しました。
藍の成長には水やりが大事で、1日朝・夕、土が乾いている時に水やりが必要とのことでした。
これから夏の日差しに負けないように水を吸って、大きく育ってほしいですね。
子どもたちは次回、いよいよ藍染体験です。また様子をお伝えしたいと思います。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★