今回は、夏に取材した地域行事の振り返りの配信です。
8月2日(土)、北川副公民館で「夏休み家族とふれあい木工教室」が行われました。今回で11校区目となるこの取り組みは、佐賀県産の木材を使って子どもとその保護者が一緒に作品を作り、家族のふれあいの機会とするまなざし運動として佐賀建設労働組合が主催し、市内各校区で随時開催されています。この日は東部地区の北川副小学校、巨勢小学校、芙蓉校小学部、兵庫小学校の子どもたちとその保護者が対象でした。30組の募集枠が申し込み開始とほぼ同時に埋まるほどの人気だったそうで、当日会場には子ども52名、保護者36名が集まりました。

会場に入ると既に一家族ごとの材料や道具が準備されていて、木のいい香りがしていました。はじめに3つの動画を15分程見て、日本の全体面積に占める森林の割合は世界第3位で、木を活用して人にも環境にも良い循環をしていくことが大事だということや、木の特徴や香りの効果、そして最後に今回作る作品の組み立て方や金槌の使い方などを学びました。動画を見ながら、材料の木材の香りをかいでみる子や、金槌を持ってそわそわしている子もいました。
普段は家を建てている大工さんから「作る前にお手本の完成品をさわってみて、大工さんたちに聞きながら作ってね。けがをしないように、ご安全に」と呼びかけられると、子どもたちは待ち構えていたように一斉に作業に入りました。


今回作るのは本立てとコインハウス。さっそく組み立てて釘を打ち始める子、丁寧に丁寧に木の表面を削ってなめらかにする子など様々で、保護者のみなさんも一緒に夢中になって作業されていました。はじめに少しやって見せて、あとは子どもに任せて見守ったり、一生懸命に仕上げ磨きをしたりとそれぞれの方法でまなざしを注いでいらっしゃいました。大工さんたちは10名以上いらっしゃっていて、アドバイスをしながら各所でお手伝いに入られていました。
お母さんと参加していた北川副小学校4年生の女の子は自分から参加を希望したそうで、お母さんは珍しいと思ったそうです。実際に作ってみた感想を聞くと、「くぎを打つのが難しかった。疲れたけれど大工さんが一つ一つ丁寧に教えてくれて、お手伝いしてくれたから上手にできた。全然違うところに金槌の跡が付いたり、釘穴を違うところに空けちゃったりしたけれど、それも含めて愛着が湧く作品ができた。帰ったらお父さんに話す。作った作品は大事に使いたい」と話してくれました。またお母さんは、「自分は組み立て作業等は得意じゃないので不安に思っていたが、いざやってみるととても楽しかった。家にはそもそも道具もないので、こういう機会に体験できてよかった」と話されていました。


佐賀建設労働組合によるこの活動は、普段はなかなか触ることも少ない木のぬくもりを肌で感じてもらいながら家族とのふれあいの時間にもなっていて、企業としての専門性、強みが生かされた取り組みだと思います。また、このように地域で取り組まれている体験活動に家族で参加し、気持ちを共有している様子を見て、企業と家庭の双方から子どもへのまなざしが注がれている貴重な環境だと思いました。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★



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