今回は新栄小学校と地域のつながりをお伝えします。
2月20日(金)、新栄小学校6年生のマナーアップ講座が実施されました。新栄小学校では、全学年が地域の大人から言葉づかいや日常生活でのマナーを学ぶ「マナーアッププロジェクト」に取り組まれていて、6年生は集団面接形式で言葉づかいや立ち居振る舞いなどを学びます。この日は今年度2回目の実施で、6年生にとっては最後のマナーアップ講座でした。この日、面接官としていらっしゃったのは6名の地域の方々。会場は2部屋で、3~4人のグループごとにどちらかの部屋で1回だけ面接練習をします。


子どもたちは緊張した面持ちで部屋に入り、質問に対して短い時間でよく考え、どの子も自分の言葉で伝えることができていました。面接官の地域の方々は「質問に答える時は目を見てね」など優しくアドバイスしながら、子どもたちの答えに対して「目標を持ってるんだね、すごいね」「よく勉強してるんだね」などと一人一人に承認の言葉をかけられていました。印象的だったのは「自分の長所を教えてください」という質問で、ある子が答えに詰まってしまったときに「○○してたじゃん!」「まじめだし!」「○○もしてたじゃん!」と一緒に面接練習を受けていた子たちが小さい声で次々とフォローしたことです。それを見ていた面接官の方も「いいところたくさんあるみたいだね」と声をかけられ、その子は照れながらも嬉しそうにしていました。その様子がとても微笑ましく、いいクラスなんだなと思いました。
面接練習を終えた地域の方々は「受け答えがしっかりしていたね」「よく勉強しているんだなと思った」などと6年生の子どもたちの様子に感心されていました。また、この取り組みを企画した地域教育コーディネーターの枝吉さんは「学校の人でもなく、家庭の人でもなく、地域の人だからこその緊張感があってよかった。地域の方々は先入観なく聞いてくださるから子どもたちにとってもいいのだと思う。ありがたい」と話されていました。


2月24日(火)、新栄小学校で6年間お世話になった地域の方に感謝の気持ちを伝えるためのおにぎり会が開かれました。6年生の子どもたちが卒業プロジェクトの一環として計画し、グループごとにオリジナルメニューも考えて地域の方におもてなしをしました。この日は6年2組のおにぎり会で、6名の地域の方々が参加されました。
6班に分かれてそれぞれに一人ずつ地域の方を招き、塩むすびとオリジナルメニューの2種類を作ります。"おもてなし"のはずが、地域の方々も具材を混ぜたり、三角に握ったりと一緒になっておにぎり作りを楽しんでおられました。子どもたちが考えたオリジナルメニューはめんつゆに天かすと青のりを混ぜたものや、ハムやたまごにケチャップで味付けしたものを海苔とごはんの上に置いて折りたたみ、握らずに完成させる"おにぎらず"などユニークなものばかりで、地域の方が初めて食べる組み合わせに驚く様子も見られました。各テーブルでできあがったおにぎりを食べながら「おいしかね」とにこにこ笑顔で子どもたちとの会話も楽しんでおられました。


帰り際、「ここの学校は地域との交流が活発なんですよ」と地域の方が声をかけてくださいました。今日のおにぎり会の感想を聞くと、「最後ごはんが余ったらもったいないと思ってよそったら思いがけず大きいおにぎりができた。子どもたちも笑っていた」と笑顔で嬉しそうに話してくださいました。
今回2つの行事を取材して、新栄小学校と地域の方々との距離が近いことがよくわかりました。子どもたちも地域の方々の顔をよく知っているようで、学校にいらっしゃると安心しているように見えました。地域の方々とともに子どもたちを見守っていきたいという新栄小学校と、子どもたちの様子をいつまでも見守っていきたいという地域の方々の相互の愛で育まれた新栄小学校の子どもたちの今後の活躍が楽しみですね。
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
子どもへのまなざし運動推進コーディネーター 北村
~できる人ができる時にできる範囲で~
★子どもへのまなざし運動 推進中!★






