自分には関係ない」「特別な誰かの問題」----。
"生活困窮"という言葉を聞いたとき、心のどこかでそう感じてしまうことはありませんか。
そう感じてしまうのも、無理はないかもしれません。
なぜなら、その問題はとても複雑で、どこから関わればいいか分かりにくいからです。そして何より、助けを求める声そのものが、私たちの日常の中ではなかなか聞こえてこないからです。
しかし、その声にならないSOSは、確かにこの街に存在します。
今回の交流ゼミナールでは、20年にわたり68万件以上の相談に向き合い、困難を抱える子ども・若者のもとへ直接足を運び続けてきた、認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイスの壽山 葉子さんをゲストにお招きします。
まずは"知る"ことから。その小さな一歩が、地域を支える大きな力になります。


20251031第2回交流ゼミナール告知チラシ.pdf
【開催概要】
日時
2025年10月31日(金) 19:00~21:00 (開場 18:30)
開催方法
・会場参加:佐賀市市民活動プラザ 7階 会議室703・704
・オンライン参加:Zoom
講師紹介

壽山 葉子氏
認定特定非営利活動法人 スチューデント・サポート・フェイス
佐賀市生活自立支援センター主任相談支援員
キャリアコンサルタントや公認心理師の資格を有し、幅広い世代の「困った!」に寄り添い、改善・解決に向けた伴走型支援を行う。
ホームページ:https://student-support.jp/
参加費
無料 ※定員会場20名 / オンライン:80名 (いずれも先着順)
対象
どなたでもご参加いただけます
【テーマ】
生活困窮と支援の現場
【このゼミで学べる3つのポイント】
参加後、あなたの世界の見え方が少し変わる、3つの学びがあります。
1.課題の本質が見える「解像度」が上がる
「かわいそう」で終わらせない、課題の根本原因を考える力が身につきます。なぜSOSは声にならないのか?その背景にある社会の構造を知ることで、物事を見る目が変わり、社会の解像度が格段に上がります。
2.人に寄り添う支援の「あり方」を学ぶ
同じ目線で「寄り添う」とはどういうことか。訪問支援のプロが実践する、信頼関係を築く対話のヒントは、福祉の現場だけでなく、職場や家庭でのコミュニケーションにも活かせる普遍的な学びです。
3.自分らしい無理のない「関わり方」が見つかる
特別なことでなくても、「知って、誰かに話す」ことだって立派な支援です。このゼミナールでの対話を通して、あなた自身の立場や経験を活かした「自分らしい関わり方」が見つかります。
【こんな方にとくにおすすめです!】
一つでも当てはまる方は、ぜひご参加ください!きっと新たな発見や出会いがあるはずです。
1.支援の現場の「リアルを知りたい」方へ
ニュースで見る数字の向こう側にある、一人の人間の物語に触れたいと思いませんか?長年支援を続けるプロの体験談を知ることで、本やネットでは決して得られない生きた知識がここにあります。
2.一人ではできない「協働の輪」を広げたい方へ
「自分の活動だけでは限界を感じる...」そんな思いを抱えていませんか?福祉、教育、行政、そして市民。様々な分野の参加者との対話は、思わぬ化学反応を生み出します。明日からの活動のヒントや、新たな連携のきっかけがきっと見つかります。
3.自分にできる「はじめの一歩」を見つけたい方へ
「何かしたい」という気持ちはあるけれど、その「何か」が見つからない。そんなモヤモヤを、具体的な行動に変えるヒントがここにあります。専門知識やスキルがなくても大丈夫。あなただからこそできる、無理のない関わり方を見つけに来てください。
【お申し込み】
下記の申込フォームより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
お電話、FAX、E-mail、またはプラザ窓口でも受け付けております。
▼WEB申込フォームはこちら
https://forms.gle/dFxeMxZ3byHu95yA7
※オンライン参加の方には、開催前日の11:30までにZoomのURLをメールでお送りします。